レコードチャイナの報道によると、中国社会は実力よりもコネといわれるほどに不公平が横行している。2012年4月末に湖北省恩施トゥチャ族ミャオ族自治州の利川市保険管理局が行った公務員採用試験では、明らかに同局幹部の子息を合格させるための工作が行われ問題となった。このような公務員の裏口採用が次々と明らかになり、国民の不満が高まっている。これもコネによるもので、実力はあってもコネがない人は同じ舞台に立つことが難しく、不平等な競争に苦汁をのまされる人も多い。
2012年6月14日、中国の著名経済学者である暦以寧(リー・イーニン)氏は社会階層に関してかつて、「今では己の実力のみで成功する人は徐々に少なくなっている。出稼ぎ労働者の息子は同じ出稼ぎ労働者となり、そのまた息子も同じ道をたどる。このように社会階層で自由がなく固まってしまうと、いよいよ職業の世襲化などという由由しい事態が発生してしまう」と述べている。
(新華網日本語)
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