
6月19日、湖北省茅坪鎮の年寄りが雄黄を入れた酒を子供に塗っている。
まもなく端午の節句である。屈原の故郷である湖北省秭帰県の居民がにおい袋を結わえること、粽を包むこと、ドラゴンボートレースを起こることなどの民間習俗活動で端午の節句を迎える。
屈原の故郷である秭帰県には三つの端午の節句がある。旧暦の5月5日は「頭端午」、5月15日は「大端午」、5月25日は「末端午」と称する。秭帰の人々が旧暦の4月末から忙しくなった。もち米を漬け、鶏と鴨を殺し、庭を掃除し、銅鑼と太鼓を用意し、ドラゴンボートを修繕し始めた……5月5日の「頭端午」になると、人々が粽を包み、卵を茹で、にんにくを食べ、雄黄を入れた酒を飲み始めて、細長く赤い紙で摘んで来たがいようと菖蒲を束で結わえてからドアの前にぶら下げる。
旧暦の5月15日になると、各戸が美味しい料理を用意して、娘と娘婿を出迎え、一緒に食べる。これが「大端午を過ごす」と俗称した。この期間の山場はドラゴンボートレース、粽を投げること、诗会を開催することを含んでいる。
この賑やかな祝日気分が20日間に渡って、旧暦5月25日の「末端午」まで続いた。
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