
IT関連コンサルティング会社のキャップジェミニとRBCウェルス・マネジメントは19日、直近の調査結果を発表し、「昨年の経済情勢悪化が世界の富豪に損益をもたらし、アジアの百万長者数が初めて北米を上回った」とする研究報告書を公表した。ロイター通信が伝えた。
同報告書によると、世界百万長者数は0.8%増の1100万人で過去最多を記録したが、これらの富豪の資産総額は1.7%減の42兆ドルとなり、中東を除くすべての地域の資産が減少した。3000万ドル以上の金融資産を持つ家庭の資産総額は4.9%減となり、人数も2.5%減の10万人となった。
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