2012年6月20日、世界の陶磁器の故郷、景徳鎮。江西省北東部に位置し、中国を代表する名窯(めいよう)でもある。その歴史は漢代までさかのぼることができる。今回は陶磁器の里、景徳鎮をご紹介したい。
-景徳鎮市(けいとくちんし)
中国の「磁都」とも呼ばれている景徳鎮は昌江の南にあることから、かつては昌南鎮とも呼ばれた。1700年以上の歴史を持ち、古くは漢代までさかのぼることができる。ヨーロッパやイスラム圏などの諸外国にも広く輸出され、その産地名である昌南(しょうなん)は英語の「CHINA」の語源にもなったと言われる。景徳鎮の陶磁器は、数多くの権力者をも魅了してきた。北宋の景徳年間(1004~1007年)、当時の皇帝真宗は、白磁の透き通るような美しさに魅せられ、磁器の底に「景徳年製」と書き入れて、昌南鎮を「景徳鎮」と改名させたほどである。現在の景徳鎮市では市民の7割が磁器産業に携わっており、2千以上の陶磁器製造工場がある。