香港教育学院(教院)は27日、香港返還以来15年間で、大陸部から香港に伝わった「南下言葉」のうち、代表的で使用頻度の高い上位10語を発表した。「微博(ミニブログ=中国版ツイッター)」が首位の座を占め、「黄金週(ゴールデンウィーク)」、「自由行(個人旅行)」など香港の発展と関係の深い言葉が上位に入った。中国新聞社が報じた。
香港返還から15年、政治・経済・文化・民生など各分野における大陸部と香港との交流はますます頻繁となり、コミュニケーションツールとしての言葉は、時代の推移に伴う交流の変化を反映してきた。大陸部で改革開放政策が始まった1980年代以降、「埋単(お勘定)」や「的士(タクシー)」などの香港の言葉が、映画・テレビ・流行歌などを通じて大陸部に大量に入って来た。また、香港に「南下」した大陸部の言葉も、ここ数年でかなり増加した。
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