韓国・麗水万博の中国館デー公式式典が28日に開催され、中国の王岐山副総理と韓国の朴宰完企画財政部長官が式辞を述べた。
王副総理は「万博はすでに161年の輝かしい道程を歩み、人類の文明の進歩へのたゆまぬ追求の証人となってきた。2年前には上海万博が『成功、精彩、忘れがたい』によって万博の歴史に名を連ねた。今回、全世界の目が韓国の麗水、青い海に注がれている」と指摘。「中国は海洋大国であり、1万8000キロ余りの海岸線と広大な海域を擁し、歴史的には『鄭和の大航海』の奇跡を創造した。改革開放後の30年余りは、まさに沿海地区が先に発展し、中西部地域の開発と開放を先導したことで、世界の注目する歴史的な大変化がもたらされた。中国政府は確固不動として科学的発展の道を歩み、海洋経済の発展と海洋生態の保護に力を入れ、世界各国と共に海洋の持続可能な開発を推進する」と表明した。
朴長官は式辞で、中国館デー行事の開催に祝意を表明。「今年は両国の国交樹立から20周年にあたる。韓中関係はたゆまず成熟し、政治、経済、社会、人、文化関係などで多大な発展を遂げている。中国館デーのテーマ『頼り合う人と海』は、開発と保護を共に重視する持続可能な開発の理念を体現している。両国はこの理念に基づきグリーン成長パートナーシップを構築すべきだ」と表明した。
王副総理と韓国側代表は公式式典の催し物を鑑賞し、中国館も見学した。
「人民網日本語版」
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