考古学者がグアテマラのLa Corona遺跡で発見したあるパネルに刻まれた文字により、マヤ暦の「最後の日」が2012年12月21日であることが明らかになったという。
「中央社」が英「デイリー・メール」の報道として伝えた。これは「終末の日」を表す2つめの碑文となる。世界各地で「世界の終末」について様々に取り沙汰され、米国ではシェルターの売れ行きが急増し、フランスでは終末を信じる人々が郊外の村に避難する姿も見られる。
この碑文の刻まれたパネルはインターネットで話題を呼び、人類の世界はブラックホールに飲み込まれる、小惑星と衝突する、神によって滅ぼされるなど様々な憶測がされている。
しかしマヤ人の多くは、予言は西洋の見方だと指摘する。マヤ人によると、碑文は時間自体の終了ではなく、新たな時代の始まりを表すものだ。
遺跡の発掘作業に携わった関係者は「碑文が語っているのは予言ではなく、古代の政治や歴史だ」と語る。
「人民網日本語版」
|