
19日夜9時ごろ、北京の地下鉄駅で、刃物を持った男が女性安全検査員を人質に取った。警察側は70分以上にわたり男への説得を続けたが、男は聞き入れず、人質に危害を加えたため、特別警察の狙撃員に射殺された。人質の女性は救出された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
北京市公安局によると、同局は19日午後9時7分、「刃物を持った男が地下鉄呼家楼駅B出口で女性安全検査員を人質に取った」という110番通報を受けたという。北京市公安機関は直ちに応急試案を発動、関連部門の警察官が現場に駆け付けた。現場に到着した人民警察は、「自分が代わりに人質になる」と男と交渉したが、男はこれを拒絶した。
警官による説得は70分以上続いたが、らちが明かず、男が刃物で人質の女性に危害を加えたため、市公安局特別警察総隊藍剣突撃隊の狙撃員が男に発砲、射殺した。人質は救出された。
射殺された男の身元や動機について、現在詳しい調査が進められている。
「人民網日本語版」
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