29日午後7時から30日午前10時にかけて、寧夏回族自治区賀蘭山東麓の呉忠市青銅峡から石嘴山市に至る南北200キロメートルの一帯が暴雨に見舞われた。気象部門の統計データによると、30日午前10時の時点で、銀川市市街区の降水量は116ミリメートル以上、賀蘭山滾鐘口では166ミリメートル以上に達し、いずれも気象観測が始まった1951年以来の日最大降水量記録を塗り替えた。人民日報が報じた。
寧夏気象台は29日午後8時35分、暴雨警報(黄色)を発令した。暴雨警報は午後10時17分、最高レベルのオレンジ色に変えられた。自治区党委員会と自治区政府は、早い段階で洪水防止緊急対策を発動させた。銀川市市政管理部門および都市建設部門は、同夜のうち20以上の緊急救助チームを組織、現場に出動させ、市排水ポンプステーション、汚水処理工場、地下排水設備などを調査・点検した。今のところ、重大な災害や死傷者の発生報告は上がっていない。
「人民網日本語版」