
最近、中国では、定年退職の延期は大きな話題となりました。高齢化の対応策として、これまで60歳の定年退職の年齢を5歳伸ばして、65歳になるという提案が出されました。
では、これまで中国の定年退職制度はどうなっているのでしょうか。いま、実施されている定年退職制度は1950年代に定められたもので、法定の定年退職の年齢は、男性60歳、女性(職員)は55歳、工人(労働者)は50歳。
日本では、60歳以降の再雇用について企業は「基準」を設けて選別できます。「再雇用希望者は全員、65歳まで雇う」、もしくは定年自体を65歳へ延長できないか、と準備を進めています。来年から、年金(報酬比例部分)をもらえる年齢が60歳から65歳へ段階的に引き上げられる→60歳で定年を迎えた人は、「給料も年金ももらえない」状態になる人が多く出てくる→60歳以降も働くことができるよう定年延長などを検討しよう――といった流れでした。若者の雇用への悪影響を心配しています。ベテラン労働者らが60歳を超えて65歳まで会社にい続ければ、新卒者・若者採用を控える企業が続出するのではないか、というわけです。