昨年3月の東日本大震災の大津波では、少なくとも480万トンのゴミが海に流れ出たとされており、そのうち3分の1は北米に向かって漂流している。米国やカナダの西海岸では今年3月ごろから、ゴミの漂着が確認されており、10月ごろからさらに漂着が本格化するとみられている。中国国営の新華社通信が報じた。
日本などの報道によると、日本の環境省が派遣した非政府組織(NGO)や専門家ら7人による調査チームは4日、米西部のオレゴン州を訪問し、米NGOとともに観光名所キャノンビーチ海岸でごみを収集。5日から2日間、ポートランドで米NGOと会合を持ち、がれき対策の連携方法について話し合うという。相当額に上るとみられる処理費用調達の問題に関して、米国とカナダの政府は日本政府と話し合いを進めており、日本が費用を負担する可能性もある。
「人民網日本語版」
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