“長崎上海青少年囲碁親善交流大会”(主催:長崎県、NPO法人長崎国際文化協会、江◆(上海)囲碁文化伝播有限公司後援:NBC長崎放送、NPO法人長崎こども囲碁普及会、長崎上海航路利用促進協議会)が7日午後、NBC長崎放送(長崎県長崎市)で開催され、日中両国の選手88人が友情を深めた。中国駐長崎総領事館の李文亮・総領事、長崎経済同友会の鈴木一郎・副代表、中国側団長で江ゼイ(上海)囲碁文化伝播有限公司の代表を務める江鋳久・九段らが開幕式に出席した。ニュースサイト“中国広播網”が伝えた。
大会は午後2時に開幕し、長崎経済同友会の鈴木一郎・副代表が“日中両国は一衣帯水で、上海と長崎の間には特別な親近感がある。52歳から30年間囲碁に親しんでいるが、レベルは高くなくとも、囲碁の魅力を深く感じている。大会の円満な成功と、より多くの中国人の方々が日本、そして長崎に足を運ばれることを望む”と祝辞を述べた。
続いて江鋳久・九段が主催者を代表し、“訪日回数は100回以上になるが、船で来たのは初めて。中日両国間の囲碁交流の歴史は長く、著名な囲碁大師・呉清源氏は船で中日を往復され、囲碁を通じ両国に架け橋を築いた。数十年後の今、中国の青少年と訪日し、日本文化を感じ、囲碁交流をすることは非常に光栄だ。日本の皆さんが来年上海にいらっしゃるのを心待ちにしている。本事業が中日友好の絆として今後も続いていくことを願う”と祝辞を述べた。
式典終了後、中国側選手が“囲碁使者”とプリントされたTシャツを、日本側選手は扇子と囲碁デザインのカップをプレゼントとして交換した。中国チームの先手で幕は開けた。