
尖沙咀湾岸から出航する香港の釣魚島防衛船と活動家
共同通信は12日、中国の香港の釣魚島(日本名・尖閣諸島)防衛団体「保釣行動委員会」メンバー14人が12日午後12時20分前後に釣魚島防衛船に乗って香港を出航したと報じた。釣魚島沖で主権をアピールしたうえで、釣魚島に上陸する計画だ。「環球網」が伝えた。
委員会幹部は出航前に抗議船の前に集まり、釣魚島「上陸」を企てる最近の日本の動きを批判したうえで「釣魚島は歴史的にも地理的にも中国の領土だ。われわれには領土を保護する権利がある」と強調。乗船後に中国国歌を高らかに歌い、出航したという。