12日に閉幕したロンドン五輪で、金メダル38枚、銀メダル27枚、銅メダル23枚を獲得し、金メダルの数とメダル獲得数で共に2位となった中国代表団が14日早朝、帰国。中国共産党中央政治局委員を務める劉延東・国務委員が北京首都国際空港で選手らを出迎えた。人民日報が報じた。
劉国務委員は共産党中央、国務院(政府)を代表し、「中国の選手は今回の五輪で、果敢に攻め、勇敢にトップの座を狙う闘志、強い精神、さらに高い技術を披露し、中国代表団が参加する国際試合で最も良い成績を収めた。その素晴らしいパフォーマンスは祖国と人民にとって栄誉であり、限界に挑戦するチャレンジ精神やオリンピック憲章でうたわれている『より速く、より高く、より強く』との精神、祖国のために栄光を勝ち取るという中国のスポーツ精神を追求することの意味を身をもって教えてくれた。また『団結、友諠、進歩』というモットーを実践し、中国人選手のスポーツマンシップや高い素質、元気ではつらつとした中国の若者達の精神を世界に向けて発信し、中華民族としての素晴らしいイメージや風格を残し、秋に第18回全国代表大会を開催し、政権交代を迎える共産党に実際の行動で花を添えた」と述べ、代表団が五輪で収めた卓越した成績やスポーツマンシップを高く評価。選手やコーチ、スタッフ全体に祝福やねぎらいの言葉を述べた。
「人民網日本語版」
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