中国教育省は20日、中国から外国に留学した中国人留学生のデータを発表しました。それによりますと、ここ3年、中国人留学生の数は年間平均23%増えており、世界の留学生の中でも中国人留学生の数は世界一となっています。

　2011年末までに、中国人留学生の数は計142万人に達しました。同時に、「長江学者奨励計画」などのプロジェクトや「中国人留学生広州科学技術交流会」など起業を後押しするプラットフォームのサポートにより、より多くの中国人留学生が帰国し、祖国での起業や就職の道を選んでいます。2011年のみでも、帰国子女は18.6万人に上り、2010年より5万人増えました。統計によりますと、ここ2年、帰国子女の数は31%の伸び幅に達しているということです。

　一方、中国に留学している外国人留学生は2011年に29万人を突破し、2009年より2.7万人増え、最高を記録しました。外国人留学生の数はここ2年、年間平均10.8%増えています。

　(中国国際放送局)