WTO・世界貿易機関のハラ事務局次長は23日、香港で、「今後、中国は海外投資において重要な役割を果たすだろう。発展途上国にとってだけでなく、世界にとっても非常に重要な存在だ」と強調しました。
また、ハラ次長は「中国からの海外直接投資は絶えず増えている。そのうえ、従来の生産への投資から多角的な分野へと投資が拡大している。これは双方に利益をもたらすに違いない」とした上で、「世界の資源を共有し、双方向の投資を促す面で、WTOは重要な架け橋の役割を果たしている」と述べました。
さらに、「海外に投資している中国の一部の企業は、資源を利用すると同時に、社会建設へ積極的に参与し、地元と成長の成果を共有している。これは中国企業のブランド化を果たすとともに、リスクも軽減させている」と評価しました。
「中国国際放送局」
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