中国商務部(商務省)は22日通達を出し、2012年第2期のレアアース輸出割当を計9770トンにしたと発表した。
その内訳は、軽希土類が8537トン、中重希土類が1233トンとなっている。第1期の割り当てに加え、2012年の年間輸出割当は3万996トンに上り、去年と比べ約2.7%増えたという。
中国のレアアース埋蔵量は世界の36%を占めているが、一方、市場供給は90%以上を担っている。過度な開発により、価格が実際の価値から大きく離れてしまっている。レアアース資源の希少性と重大な環境汚染のため、中国政府は輸出割当などを含む一連の希少金属類管理措置を講じている。
「中国国際放送局日本語版」
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