
聞喜煮餅
山西省の「餅・点心の王様」と讃えられる「聞喜煮餅」は、明末の時代からその名が知れわたってきた。清朝の嘉慶年間から抗日戦争前夜までの300年間、天津、北京、西安、済南、開封、太原など内陸都市のみならず、上海、広州、海南でも売られていた。煮餅とは油で揚げたお菓子を指す。聞喜煮餅は形が満月に似ており、外の皮に白ごまがまぶしてある。まるで月のような色に見えるのだ。手で二つに割ってみると、皮から3~6ミリの「金の糸」が引っ張り出せる。口に入れると、サクサクしながら、ほどよい粘りがある。甘くとてもおいしい。

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