商務部(商務省)の陳徳銘部長(大臣)は30日にカンボジアで取材に応える中で、中国、日本、韓国は11月に3カ国の自由貿易圏をめぐる交渉をスタートさせることで一致したとともに、こうした情況を東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国に通知したことを明らかにした。「人民日報」が伝えた。
陳部長によると、これは第15回ASEAN・中日韓(10+3)経済閣僚会議の最も重要な成果であり、3カ国の自由貿易圏建設はASEAN各国の支持を得ている。ASEAN側も、東アジア地域の経済一体化にはこれから何本かの道筋が現れることになり、3カ国の自由貿易圏建設はそのうちの1本だという。
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