上海市の嘉定区実験小学校は調査の結果、1年生の児童のうち100人以上が米アップル社のタブレットPC「アイパッド(iPad)」を持っていることを把握。授業や宿題などにアイパッドを用いる「アップルクラス」を2クラス設置し、計90人の児童が在籍している。中国紙「新聞晨報」が報じた。
しかし、小学1年生がアイパッドを使って学習するとあり、保護者からは「子供がゲームで遊び始めたらどうするのか」など心配する声も上がっている。学校側は「これは当校が授業を情報化するための新たな試み。学校側は保護者と使用合意書に調印し、アイパッドの使用を規範化することで、保護者の不安を解消している」としている。
▽iPadを使いこなす小学1年生
「今日の国語の授業では、まず手元にあるアイパッドのソフトを起動し、イヤホンで物語を聞きましょう」。新学期1日目、「アップルクラス」の児童45人が国語の授業で使ったのは、従来の教科書ではなく、タブレット型コンピューターだった。
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