上海在住の楊さんは少し前、5泊6日の日本ツアーに参加した。東京、富士山、京都、大阪などの有名観光地をめぐる、わずか4千元(約5万円)の格安ツアーだ。しかも、わずか6日間の日程にもかかわらず、1日目は夜に東京に到着、6日目は終日移動のため実質的な滞在時間はわずか4日間しかない。別料金のオプションも多く、例えばディズニーランドに行くには1万円、銀座でショッピングしたければ4千円といった具合だ。さらに、ガイドが「最も安くて安全」と称する免税店で健康食品を買ったところ、正規店の6倍もする価格だった。最終的に、楊さんが旅行会社とガイドに支払った金額はツアー料金よりも高かった。楊さんはショッピングをしたくなかったが、ガイドの巧みな話術で無理やり連れて行かれ、それでも「頑固」な観光客は公園に放置されたという。人民日報海外版が報じた。
国家観光客はこれを受け、旅行者に以下のような注意を呼びかけている。
(1)低価格のツアーに注意
今回の案件を例に取ると、上海と日本の往復航空券、5日間のホテル代と食費、観光地の入場券、ガイドなどの費用の合計は、ツアー料金を大幅に上回っている。このような低価格のツアーは、間違いなく消費者の権益を侵害することになるだろう。旅行者はツアーを選ぶ際、各価格要素を大まかに見積り、安すぎるツアーには注意しなければならない。
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