バレーボールの第3回アジアカップ女子大会は10日、カザフスタンのアルマティで開幕。大会3連覇を目指す中国は、同日の初戦で、日本と対戦し、3-0(25-18、25-17、25-19)でストレート勝ちした。中国紙「広州日報」が報じた。
今回の大会には、8チームが参加。タイがベストメンバーを組んで参加している一方、日本や韓国は若手中心のメンバーとなっている。8月のロンドン五輪では惜しくも5位に終わった中国も連覇に向け、五輪とほぼ同じメンバーで臨んでいる。
若手中心の日本のメンバーの中には、4月にタイで開催されたアジアクラブ女子バレー選手権に参加した選手もおり、ウィングスパイカーの石井里沙選手や石井優希選手、長岡望悠選手、ミドルブロッカーの井上奈奈朱選手、二見梓選手、セッターの田代佳奈美選手、リベロの真柴咲紀選手らが初参戦となった。一方の中国はウィングスパイカーの恵若キ(キは王へんに其)、選手や楚金玲選手、曾春蕾選手、ミドルブロッカーの楊ジュン菁選手(ジュンは王へんに君)、徐雲麗選手、セッターの米楊選手、セッターの単丹娜選手などが初参戦。
試合開始当初、日本も必死に中国に食らいついたものの、主導権は終始中国に。中国も若手選手らとほかの選手の息の合わない場面を時折見せたものの、平均身長が日本チームよりも10センチ以上高いというメリットを十分に生かし、日本を圧倒。結局3-0で完勝した。大会2日目の11日夜、中国はベトナムと対戦する。
「人民網日本語版」
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