中国は重要な祝祭日において、乗用車の高速道路料金を免除する計画だ。今月末から始まる中秋節・国慶節の長期休暇中、7人乗り以下の乗用車やオートバイは、高速道路の通行料が無料になる。交通運輸部・道路局の責任者によると、同部はすでに各地に対し、できるだけ早く同措置の実施細則を打ち出すよう要求したという。今週中にも全ての省(区・市)で細則が打ち出され、最終的な手配の段階に入る見通し。中国青年報が報じた。
今年8月初め、「交通運輸部等の部門の重大祝祭日における小型客車通行料の免除実施プランの批准、転送に関する国務院の通知」が公布された。
これを受け、すでに多数の省・市が関連の実施細則を打ち出している。いずれも交通運輸部が9月5日に発表した緊急通知に従っており、料金無料が適用される期間、通行方式、通行範囲などは同要求とほぼ一致している。
一方、無料車両向けの専用レーンを設けるかどうか、空港行きの高速道路を無料とするかどうかなどについて、各地は異なる規定を設けている。交通運輸部は、細則制定の強制的なスケジュールはないが、できるだけ早く打ち出すよう要求している。
交通運輸部科学研究院交通財政・金融研究所の胡方俊常務副所長によると、大きな祝祭日の場合、1つの省で徴収される高速道路料金は3000万?5000万元に上る。いくつかの休暇をあわせると6億元に達し、全国規模では200億元規模に達する見込みだ。
「人民網日本語版」
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