沖縄県は20日、北京と那覇を週2往復している中国の海南航空(HU)が同日から同便の運航を見合わせることを明らかにした。釣魚島(日本名・尖閣諸島)をめぐる一連の問題を背景に、中日関係が急激に悪化していることを受けた措置と見られている。日本の華字紙「日本新華僑報」のウェブサイトが報じた。
沖縄県によると、HUの同便は昨年7月に就航、毎週木曜日と日曜日に往復便を運航している。同便の運航は10月27日前までのすべての便がキャンセルされ、回復の時期も未定という。
釣魚島の問題をめぐっては、上海吉祥航空(HO)も18日、20日に予定されていた、上海-那覇便の就航を10月に延期することを明らかした。
「人民網日本語版」
|