検索エンジン大手グーグルは先週末、中国エリアでの音楽検索サービスを終了すると発表した。利用者は今年10月19日まで、登録の上でグーグルが保存するリストの音楽をダウンロードすることができる。「新京報」が伝えた。

　グーグルの中国事業研究部門の楊文洛総経理（ゼネラルマネージャー）は23日、ブログ「グーグル黒板報」の中で、「この（音楽検索サービス）製品の影響力は期待したほどではなかった」と述べた。

　グーグル本部が2010年初めに中国市場からの撤退を宣言したのにともない、音楽検索を含む検索サービス業務は情報流通量の減少が始まった。

　グーグルは音楽検索サービスの終了後、資源を他の製品に投入し、同サービスプロジェクトの担当者もすべて他の製品担当チームに振り分けるとしている。

　「人民網日本語版」