中国の関係部門がこのほど明らかにしたところによると、ここ数年、中国の公安、税関、薬品監督管理などの部門は知的財産権保護の国際協力を強化している。

　中国知的財産権保護部門は「了解覚書」、協力協定への調印、知的財産権に関する多国間の協議と規則制定への参与などを通じて、国際知的財産権保護機関や組織との交流と協力を深めている。また、人材の育成を重点に置き、発展途上国の知的財産権保護能力の向上を支援している。同時に中国警察当局はいくつかの国と地区の法律執行部門と緊密な連絡関係を確立し、中米法律執行合同連絡グループ、中国・欧州知的財産権保護協力プロジェクトなどの二国間協力メカニズムを構築した。これまでにアメリカの関係部門と協力し、ブランドバッグのコピー商品の越境販売の取締りや、国際刑事警察機構と協力し、大メコン川地域の偽造薬品の製造販売網の取締りを行った。

　「中国国際放送局日本語版」より