中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は「中国金融雑誌」に論文を掲載し、「中国経済の減速の圧力が依然として大きく、金融改革と景気刺激が重大な課題となっている」と分析した。京華時報が伝えた。
周総裁は、「過去10年間、中国金融業の改革は顕著な成果を手にした。しかし中国経済成長の外部環境が悪化しており、世界的な金融危機の影響が深刻化を続けていることは無視できない」と指摘した。
国際金融問題専門家の趙慶明氏は、「2度に渡る金利引き下げ等による効果が現れるにつれ、第4四半期の経済は緩やかに持ち直すだろう」と予想した。
「人民網日本語版」
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