IT専門調査会社のIDCとガートナーは11日、今年第3四半期の世界PC業界の報告書をそれぞれ発表した。それによると、聯想集団(レノボ・グループ)の市場シェアが第3四半期に、過去最高の15.7%に達した。新京報が伝えた。
しかし統計方法が異なるため、両調査会社のランキングには差が生じた。IDCのデータによると、ヒューレット・パッカード(HP)が依然として首位の座を守ったが、レノボとの差は0.2ポイントに狭まった。ガートナーのデータによると、レノボはすでにHPを追い抜き、世界最大のPCメーカーとなった。
◆調査会社のデータに差
IDCのデータによると、HPは今年第3四半期に15.9%の市場シェアで、依然としてPC業界のトップ企業となった。トップを目指してきたレノボは2位に甘んじたが、HPとの差は前四半期の0.5ポイントから0.2ポイントに縮小された。
しかしガートナーの報告書によると、レノボは15.7%の市場シェアでHPの15.5%を追い抜き、世界最大のPCメーカーとなった。このデータに基づくと、HPの首位陥落は2006年第3四半期以来で初となる。
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