中国といえばお茶。中国の人々は1年中お茶を飲むのが大好きだ。お茶にもさまざまな種類があるが、年中同じ種類のお茶を飲んでいるという人も多い。でも、中国医学ではこのような習慣はあまり望ましくないとされている。人の体は気候の影響を受けるもので、お茶も季節によって変えるのが良いという。生命時報が報じた。
まず春に飲むといいのはジャスミンティーだ。春には「陽気」(体を温める作用がある機能的なもの)が盛んになるものの、疲れを感じやすく、「眠い」と感じる時が増える。そんな時に甘みがあり香りのいいジャスミンティーを飲むと、冬の間のストレスによって消耗した代謝機能や体力を高めることできるほか、体が冷えている状態が引き起こす気血の流れの悪さを改善し、さわやかな気分になる。また、眠気解消にも効果的だ。ジャスミンティーを飲む時は、透明のガラスのコップにお茶の葉3グラムほどを入れ、一度沸騰させ90度くらいに冷めたお湯を注いだ後、すぐに蓋をして香りを逃さないようにするのがこつ。2、3分するとおいしくいただける。
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