国際エネルギー機関（IEA）がこのほど発表した中期的な石油市場に関する報告によると、世界2位の石油消費国である中国は今後、石油製品の新たな輸出大国になる可能性がある。製油能力の向上計画が順調に推進されることが前提だという。「新京報」が伝えた。

　同報告によると、アジアと中東地域で石油製品の輸出が増加している原因は、各国の製油能力が向上しているためで、需要が低下しているからではない。中でも中国、インド、サウジアラビアはトップクラスの製油能力を擁するという。