神農架は中国湖北省西部の辺境にある。総面積3253平方キロ、中国内陸で唯一しっかりと保存された緑野で、世界の中緯度地域でも珍しい緑の広がるすばらしい地域である。現在、世界の中緯度地域で最もしっかりと保全されている亜熱帯森林生態系があり、豊かな世界レベルの観光資源に恵まれている。また、年間を通して気候は「山裾は盛夏でも春のよう、山麓は頂に雪があっても秋の紅葉で彩られる さまざまな色彩で目にしないものはないほど鮮やかで春夏秋冬は見分けがたい」といわれるほど穏やかな気候だ。
ここには、優美で古くから伝わる伝説や素朴な民族習慣が残っている文化的な地域でもある。なかでも、神農氏が百草を食して薬草を見分けたという伝説や「野人」の謎、土家の婚礼、山村の情緒などが人々を魅了している。まさに、この神農架はすばらしい風景があり、優美で古くからある伝説と民族習慣があり、これらが融合してこの神秘的な魅力が尽きない神農架を創り出している。ぜひ、この地を訪れて、この美しい景色と他に類を見ない神秘の世界を体感してほしい。
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