
年齢を重ねていくことは自然の摂理(せつり)で、誰も避けることはできません。気持ちの若さを保ち、年を取っても若者のように生活できれば、幸せだと言わなければなりません。先々週は無錫の熟年女性モデルについてご紹介しましたが、今日は定年後の生活を楽しんでいる呉奇華さんについてお話しましょう。
このほど、無錫市黄港街道委員会では「定年者向けの切手展示会」が行われました。呉奇華さんが出展した「自転車競技切手」が人々の注目を集めました。
呉奇華さんが収集した58の国と地域の自転車競技切手は自転車の誕生、生産、そして自転車競技などの歴史を物語っています。
呉奇華さんは定年する前に、自転車のサドルを生産する無錫自転車鞍座工場で働いていました。自転車に関する切手の収集を始めたのは1970年代でした。これまでに、呉さんは、他の切手マニアとの交換や、切手の競売、友人からの贈与などの方法で58の国と地域の自転車競技の切手100枚あまりを収集しました。これらの切手は呉奇華さんの一番の宝物となっています。