中国西蔵(チベット)自治区日喀則(シガツェ)樟木(ダム)口岸消防大隊はこのほど、外国人ボランティア消防士の任命式を行った。ボランティア精神に溢れて消防活動に参加するネパール国籍の外国人6人に対し、「中国消防ボランティア」の綬帯と腕章が授与された。人民日報が報じた。
任命式の後、ネパール人ボランティア消防士6人は、中尼友誼橋(中国とネパールの国境に架かる橋)がある二国間貿易エリアで消防PR資料を配布、消防に関する安全知識などを市民に説明し、初めての消防PR活動を行った。彼らは今後、消防知識に関する一連の専門研修を受講し、今年の中国消防日(11月9日)には「119」消防PRイベントに参加する。
ダム口岸消防大隊担当者は、「外国人ボランティア消防士の募集・採用は、国境口岸での消防宣伝教育事業の新しい試みだ。また、国境地域住民の実際的なニーズに対応するための新たな措置でもあり、チベット自治区では初めてのケースとなる」と語った。
「人民網日本語版」
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