湖北省婦女幼児保険院新生児科では、スクーターや自転車に乗って一分一秒を争って仕事をする看護師の姿が見られる。
ピンクの制服を着た看護師がハンドルを握り、足で軽く地面を蹴り、「シャーッ」という音と共にわずか8秒で廊下のある病室から他の病室まで移動している。同じ通路を歩くと、早足で歩いても15秒は必要だ。わずか7秒の時間の短縮を甘く見てはならない。生まれて数日なのに重病を患っている新生児にとってはわずか数秒が命を左右することにもなるのだ。「ここからあちらの病室エリアまで約80メートルある。向こうの廊下はもっと長い。」看護師長の胡永群氏の紹介によると、閉鎖型のこの科において、この2本の廊下は最も重要なルートだという。廊下両側にある150床のベッドはいずれも生後28日以内の新生児だ。「ここでは『時間』の2文字が最も重要なのです。」胡氏によると、重症の新生児は極めて脆弱で24時間体制のモニタリングが必要だ。「いったん病状に変化が生じたなら、医師と看護師が1秒でも速く駆けつけることが極めて重要な役割を果たすのです。」
「人民網日本語版」
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