中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は17日、中国経済が発展モデルの転換期にあり、デフレの場面より経済の過熱によるインフレの場面が多いため、終始インフレ防止を通貨政策の中心に据える必要があるとの考えを示した。19日付中国証券報が伝えた。
周小川総裁は、「現在、金融分野の逆サイクルにおける政策ツールには、公開市場操作、金利・預金準備率の調整、資本勘定管理などがある。まだいくつかのツールが用いられていないが、いざというときに備え、豊富な政策ツールを用意しなければならない」と強調した。
(新華網日本語)
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