
ヘルシー中国の時間になりました。お相手の王穎穎です。今日は先週に引き続きお茶に関する特集です。日本の講談社とCRIが共同で取材した『茶のチカラ』という本からいくつかピックアップして皆さんにご紹介したいと思います。今週は風邪、発熱に効くお茶ということで白ボタンです。
白ボタンは、2種類の茶樹の芽に、水仙という種類の茶樹の葉をブレンドして作られた白茶です。
白ボタンには抗酸化作用の強いカテキンやビタミンCが豊富に含まれており、風邪の予防に有効です。さらに白茶には、昔から体内の余分な熱を取る作用があるといわれています。風邪の引き始めのちょっと熱っぽいときには、ぬるめのお湯で少し長めに抽出時間をとっていれて飲んでみてください。
白茶(はくちゃ、しろちゃ、パイチャ)は、主に中国の福建省で生産されている中国茶です。製法(発酵度)による中国茶の分類(六大茶類)の一つですが、弱発酵茶です。茶葉の芽に白い産毛がびっしりと生えていることが、名前の由来だそうです。