中国共産党中央政治局は4日会議を開き、中央政治局の活動のやり方を改善し、民衆との関係を密接にすることについての8つの規定を審議した上で、2013年の経済活動を検討しました。中国共産党の習近平総書記がこの会議を主宰しました。
会議では、「幹部、特に高級幹部の活動のやり方は、党の気風と政府活動、ひいては社会全体に影響を与える。活動のやり方の改善はまず、中央政治局から始めなければならない。他人に求めたことは自分が率先してやり、他人に禁じたことは自分が断固としてやらず、良好な共産党の気風を以って、政府活動や社会の気風を導き、民衆の信頼と支持を真に得なくてはならない。大きな決断を下し、活動のやり方を改善し、民衆から大きな反響を呼んだ問題を確実に解決して、民衆との深い繋がりと連携を終始保つべきだ」と強調しました。
会議では、活動のやり方を改善して、民衆との関係を密接にする8つの規定を設けることに全会一致で同意しました。
会議は「この規定を設ける指導的思想は、党を厳しく管理し、活動のやり方改善し、民衆との関係を密接にすることにあり、これは党と人民の事業の勝敗にかかわっている」と強調しました。
また、会議では今年の経済活動について、「世界経済の回復が鈍化し、国内の経済成長が低下するという大きな圧力を前にして、共産党中央と国務院の正しい指導の下に、各地域と各部門が科学的発展観をテーマとし、経済の成長モデルの転換の加速をメインラインとし、安定してこれを進めるという活動的基調に従い、経済情勢の変化に基づきマクロ調整を強化し改善し、安定した成長に力を入れ、構造の調整、改革の促進、民生の重視に力を入れてきた結果、わが国の経済は安定した運行を続け、ポジティブな要素は多くなり、年間の経済社会発展計画は実現された」としています。
今後の活動について会議では「共産党10回大会の精神を深く学び、これを実施し、鄧小平理論、『三つの代表』の重要な思想と科学的発展観の指導の下に、科学的発展観と経済の成長モデルの転換の加速をめぐり、経済成長の質と効果向上を中心任務とし、安定した中で進歩してゆき、開拓と革新を行い、着実にスタートし、改革開放をより深めてゆき、イノベーションの原動力を一層強化し、マクロ調整を強化し改善すると共に、内需拡大に務め、経済構造の調整に力を入れ、民生の保障と改善の強化を図ることによって、経済発展の内的活力と原動力を強め、物価を安定させ、経済の健全で安定した発展と社会の調和と安定を実現していく」としています。
「中国国際放送局」
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