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中国共産党中央政治局は12月4日会議を召集し、中央政治局の業務の進め方の改善、群衆と密接に連携するための8規定について審議した。また2013年の経済関連事業について分析・研究した。中国共産党中央総書記習近平が会議を主宰した。
会議では、以下の事項が強調された。指導者・幹部特に高級幹部の仕事ぶりや生活態度のあり方は党、政治機関の風紀さらには社会全体の気風に重大な影響を与える。良好な作風の建設への取り組みは、まず中央政治局から始めなければならない。他人に対して要求することはまず自分が実行し、他人にしないよう求める事は自分も決して行わない。良好な党風によって政治・民間の気風を先導することで、真に群衆の信頼と支持を得ることが出来る。一大決心を下して作風を改善し、群衆からの訴えの多い問題を適切に解決することで一貫して人民群衆との血肉の関係を保たなければならない。
会議では業務の進め方の改善と群衆と密接に連携するための8規定について全会一致で合意した。規定は中央政治局の同志全体に対して調査・研究法を改善し、党末端にて調査・研究し実情への理解を深め、経験を総括し、問題を研究し、困難を解決し、業務を指導すること、群衆から、実践から学習し、群衆と話し合い、幹部に心中を打ち明け、相談・討論し、典型的なケースを研究し、困難と矛盾の集中する場所、群衆の意見の多い場所に行き、決していい加減にごまかしたり形式主義に陥らないことを求めている。また、出張・視察の際は簡素に、随行者を減らし、接待も簡単にし、標語入りの横軸の掲示は行わず、群衆による送迎は手配せず、出迎えの絨毯・花も設置せず、宴席も設けないよう求めている。会議は簡素にし、会議の開き方を適切に改善し、中央の名義で招集する各種全国規模会議と重要イベントを厳正にコントロールし、うわべだけの部署業務や要求を提出するだけの会議は開かず、中央の批准なしに各種テープカット・定礎式典、祝賀会、記念式、表彰式、博覧会、討論会、および各種フォーラムへ出席することを一律禁止する。会議・談話は短く、空論や決まり文句は厳しく戒める。文書・報告は簡素にし、文書のあり方を適切に改善し、実質的な内容が無いもの、あってもなくても同様の文書、短い報告は発表しない。外遊活動に基準を定め、外交の大局における需要に鑑み合理的に外遊活動を計画し、随行人員を厳正にコントロールし、規則に厳密に照らして交通手段を選び、通常は中資機構、華僑華人、留学生代表等を空港に送迎のため手配しないこととする。警備の改善のため、群衆との連携に利となるための原則を堅持し、交通規制を減らし、通常は道路封鎖、建築物の整理・閉館を行わないものとする。ニュース報道の改善のため、中央政治局の同志が会議と活動へ出席した場合、業務の必要性、ニュース価値、社会への効果に基づき報道するか否かを決定し、さらに報道の数量、字数、時間を圧縮する。厳密な文章発表のため、中央が統一して手配した場合を除き、個人として出版著作物、講話の単行本を公開せず、お祝いの手纸、祝電は送らず、題辞、題字は書かないものとする。勤勉・倹約を励行するため、収賄を禁じる関連規定を厳格に遵守し、住居、車両配備などの業務と生活待遇に関わる規定を厳格に執行することとする。
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