
3カ月間の痛みを経て、日本車にようやく光明が見えてきた。日系自動車メーカーの11月の中国販売台数は、前年同月比で依然として20−30%減少したが、9・10・11月の変化を見ると、日本車の販売の全体的な回復傾向が示されている。
自動車情報サイト蓋世汽車網は、このほど発表した自動車販売台数に関する分析報告書の中で、日本車の販売台数が来年第1四半期前に持ち直す可能性が高く、そのうち日産の回復が最も早いと指摘した。
各社の発表した販売データによると、日本車の販売台数の減少率(前年同月比)は、月を追うごとに縮小している。トヨタの9・10・11月の販売減少率は48.9%・44.1%・22.1%に、日産は35.3%・41%・29.8%に、ホンダは40.5%・54%・29.2%に、マツダは35%・45%・29.7%になった。
前月比のデータは、販売の変化をより明確に示している。ホンダの11月の中国販売台数は、前年同月比29.2%減・前月比70.9%増の4万1205台に達した。ホンダの今年1−11月の中国販売台数は、前年同期比0.8%減の53万5313台となった。トヨタの11月の中国販売台数は、前年同月比22.1%減・前月比39.9%増の6万3800台となった。トヨタの今年1−11月の中国販売台数は、前年同期比3.3%減の74万9600台となった。日産の11月の中国販売台数は、前年同月比29.8%減・前月比23.6%増となった。マツダの11月の中国販売台数は、前年同月比29.7%減・前月比28.1%増の1万2187台となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」
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