中国銀聯は10日、先月の「新華・銀聯中国銀行カード消費者信頼感指数」(BCCI)を発表しました。それによりますと、先月のBCCIは86.63となり、前の月から0.17ポイント上昇しました。
中国銀聯のアナリストは「国内経済がいい方向に向け好転する兆しが見え、市場の信頼感が安定し、中国銀聯カード保有者の短期的消費が反発した」と分析しています。国家統計局が発表した先月の「中国製造業購買担当者指数」(PMI)は50.6%で、3カ月に連続して小幅に上昇しました。アナリストは「中国共産党第18回全国代表大会が、国民生活の改善と経済体制改革の深化について全面的に打ち出した。教育、医療、養老などの国民生活に関わることを持続的に改善するのは消費の潜在力を解放し、銀行カードの消費信頼感の安定と上昇を促進することにプラスになる」としています。
「中国国際放送局」
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