武漢のあるウェブサイトのフォーラムでは最近、王木木さんのブログが2万人近くのファンを集めている。王さんは1985年生まれの女性で、大学を卒業した後はある企業で働き、朝9時から夕方5時までという標準的なホワイトカラーの暮らしをおくっている。そんな王さんが11月16日から、夜と週末に魯磨路光谷歩道橋近くの道端で、靴下を売り始めた。
「趣味で始めたのか、それとも生活のためなのか」という記者の質問に対して王さんは「どちらでもない。私は家も車も子どもも持っていない。昼間は出勤しており、道端で商品を売ってもわずかな収入にしかならない。でもとても充実感がある。こうして物を売ると堅実な感じがする。自分で売るとほんの少しのもうけでも嬉しい」と語る。
「こうして稼ぐのは大変だ。会社で働くのよりも苦労が多い。」王さんが夜10時に集計したところ、その日の売上は80元だった。多い時には60?70元、少ない時には10数元のもうけしかないという。
王さんはネット上に「武漢の兼職の物売り」というグループを作り、情報の共有を呼びかけている。時には一緒に誘い合って販売や仕入れに行ったりするという。
「人民網日本語版」
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