香港紙「香港文匯報」の報道によると、仕事に追われ、新しい友人を作る時間もない人が多い香港では、ネット上で交流の機会を求める男女が増加している。人民網が報じた。

　香港の出会い系サイト「meetu友縁人」は先月、18-49歳の独身の男女約2000人を対象に、友達を作ることやそれに対する態度についてインターネット調査を実施。回答者の40%が「インターネット上の交流サイト」を通して、頻繁に新しい友達を作ると回答。同ルートを通して「結婚相手」を見つけることを望んでいる回答者は90%に達した。

　香港青年志愿者(ボランティア)協会のトウ(=登におおざと)良順・指導主任は、「インターネット上で友達を作ることは既に新たな動向となっているが、若者はインターネット上のバーチャル世界に対する警戒心に欠けていることに加え、近年、ネット犯罪も多い」と指摘。「若者は特に注意をするように」と呼びかけている。

　「人民網日本語版」