統計によりますと、2012年、中国政府は国内の太陽光発電の発展を促進するため計130億元を援助しました。その結果、国内の太陽光発電の規模は5200メガワットに上っています。
今回の中国政府の財政資金は、主に太陽光発電のモデルプロジェクトの援助・奨励に投入されています。青海省やチベット自治区、新疆ウイグル自治区、海南省など、電気が通じていない地区や離島の電力問題を解決する太陽光発電所の建設が財政援助の対象とされ、およそ28万世帯、80万人が電気を使えるようになりました。このほか、補助金の給付方法も調整され、直接プロジェクトの責任者に支給されるようになったため、資金の使用効率が高まっています。
「中国国際放送局」(朱丹陽 大野)