「中国年金発展報告2012」が、12月17日に北京で発表された。全国社保基金理事会の戴相龍理事長は、同報告書の発表式に出席した際に、「中国の年金積立規模の対GDP比は極端に低く、2%にしか達していない」と指摘した。中国新聞網が伝えた。
戴理事長はスピーチの中で、「年金積立の対GDP比が最も高いノルウェーは約83%に達し、日本は25%、米国は15%となっているが、中国は2%のみだ。公共年金・補充年金・個人の貯蓄を加えた場合、米国は2011年に17兆9000万ドルに達し、同年のGDP(15兆ドル)を上回った」と語った。
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