子ども向けの映画を集めた国内最大の映画祭「キンダー・フィルム・フェスティバル」が、今日から東京・調布市で始まりました。この映画祭は、子どもたちに映画に親しんでもらおうと、20年前から社団法人の「キンダー・フィルム」が、ドイツのベルリン国際映画祭の協力を得て、毎年開いています。
子ども向けの映画を集めた映画祭としては国内最大で、今年は、アジアやヨーロッパ、アメリカなどの28作品が上映されます。初日の今日は、東京・調布市の会場に、アニメ・アンパンマンの声でも知られる女優の戸田恵子さんのほか、三ツ矢雄二さんら人気声優が登場し、映画の映像に合わせて生の吹き替えを披露しました。このうち、オーストラリアの「ジュリアン」という映画は、戸田さんが声を演じる主人公の少年、ジュリアンが、授業中にいたずらをする同級生を先生にしかってもらおうと、知恵をめぐらせるストーリーです。