2013~2015年末にかけて、ハルビン市は対ロシアの輸出入総額と対ロシアの投資額を年間平均25%増加させることを目標に掲げた。「十二五」の期間中、ハルビン市は対ロシアの経済貿易協力において戦略体系の建築を重点に、貨物貿易とサービス貿易を同時に推進し、産業、科学技術、金融、文化、観光、投資などの多くの分野で対ロシア協力を全面的に展開する。
ハルビン空港の拡大建築をきっかけに、対ロシアの国際航空貨物輸送サービス業務を展開し、同時にハルビンと北東アジア及び北米地域の航空貨物輸送業務も拡張する。
ハルビン物流企業のために、国内貿易貨物を輸出する際に必要な経営貨物運輸業務の代行資格を国に申告し、物流企業が陸海連絡輸送において国境を越えた輸送業務ができるように手助けをする。ハルビン鉄道コンテナセンターを中心に、ハルビン総合保税区を建設する。
ハルビン銀行が対ロシア業務の優位性を発揮できるよう奨励し、金融サービス分野を拡張する。また中ロ境界内の金融機関及び取引先に全面的な国境を越えた金融サービスを提供する。ロシアの金融機関、国内外の対ロシア業務を請け負う金融機関を集めて、ハルビンに分社を設立する。中ロバイリンガル電子ビジネスのネット環境を整え、中ロ両国の企業がオンラインで予約購入、支払い、取引ができるよう推進する。対ロシア経済貿易協力の模範区・県(市)を建て、財政、税収、土地などの面において支持をする。綏芬江、満洲里、黒河、撫遠の港を連動して、省内の対ロシア商品取引市場を統合し航空貨物輸送、鉄道貨物輸送、境界の各港を拠り所にしたロシア商品の集散物流センターを建てる。
対ロシアの食品輸出企業基地を建て、対ロシアの食品輸出の先導企業を育成する。対ロシアの医薬企業の発展を支え、哈薬グループと中小民営医薬企業がロシア市場に参入するように支持する。機械電気輸出の先導企業と育成し、発電所のセット設備、自動車及び部品、建築設備などの機械電気類製品の輸出を推進する。対ロシアの科学技術の協力を展開し、科学技術革新城国際科学技術協力基地の建設を加速化する。
ロシアの石油、天然ガス、材木、石炭などの自然資源を利用して、石化、材木、石炭のなど製品を輸入する大口商品取引センターを建設する。対ロシアサービス貿易協力を強め、文化、観光、サービスアウトソーシングなどの領域で新しい一歩を踏み出す。
翻訳:寧 顕剛 菅井 温子「東北サイト日本語」
|