
ヘルシー中国の時間になりました。お相手の王穎穎です。今日は先週に引き続きお茶に関する特集です。日本の講談社とCRIが共同で取材した『茶のチカラ』という本からいくつかピックアップして皆さんにご紹介したいと思います。今週は疲労回復によいお茶ということで黄金桂(おうごんけい)です。
黄金桂(おうごんけい)は中国茶の一種です。烏龍茶などと同じ青茶に分類されます。青茶は半発酵茶ともされますが、発酵度は茶の種類ごとに異なっており、黄金桂は比較的発酵度を低くして製造されます。そのために水色は薄く、まさに黄金色です。また、かすかに桂花(キンモクセイ)の香りがします。黄金色の桂花の香りを持つお茶ということで、黄金桂と呼ばれます。
主な産地は鉄観音の産地として有名な福建省安渓県。味はすっきりとしながらもふくよかで、わずかな甘味があり飲みやすいお茶です。ややカフェインが強いため、茶に酔うこともあるので注意が必要です。