前だけでなく横方向にも自由自在に這って移動でき、障害物を乗り越えることもできる-----。東南大学成賢学院の学生はこのほど、2年にわたる開発を経て、災害捜索救助用「蛇型ロボット」を発明した。揚子晩報網が伝えた。
このロボットは、設計から組立まで全て学生が主体となって開発したものだという。東南大学の機械学院副教授であり、技術顧問の楊ショ氏は「ほとんどのロボットは障害物にあたったらそれを避けて進むが、この蛇型ロボットは障害物を乗り越えることができる。地形の変化にしたがって自動的に体の形を変えられるため、劣悪・複雑な環境下で特に実用的だ。このため、このロボットは『自己再構成ロボット』とも呼ばれる」と語る。同ロボットは災害時の捜索救助や偵察にも利用できる。
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