赤字の泥沼に陥った日本電機大手のシャープに、業績好転の兆しが見え始めた。海外メディアの報道によると、同社の奥田隆司社長は昨日、10-12月の営業利益が予想を上回ったと表明した。新京報が伝えた。
奥田社長は、「昨年10-12月の業績好転は、主に大家電事業の収益増、およびLCDテレビの販売の小幅回復によるものだ」と述べた。2011年10-12月、同社は2億7800万ドルの赤字を記録した。これまでシャープは2012年会計年度に、過去最高の56億2000万ドルの赤字を計上すると予想していた。
アナリストは、「シャープは業績好転という積極的な情報により、多くの融資を取り付け難関を乗り切ろうとしている」と分析した。
「人民網日本語版」
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