日本のメディアの1月7日の報道によると、オバマ大統領が多忙で、米国は日本の安倍晋三首相の今月末の訪問を辞退したとのことだ。これにより安倍氏が入念に計画した初の外交デビューを果たさずに外交の失敗となっている。日米の親密な関係を明らかにさせるため、安倍氏は前回の政権を握った際最初に中国を訪問するという段取りを改め、思いもよらず却って冷遇される結果となった。
あるフランスのメディアは、タカ派の安倍氏の靖国神社参拝に対する深い興味が、第二次世界大戦後の最大の勝利国である米国をすでにカモフラージュすることなくうんざりさせたのだと述べている。米日同盟は日本のメディアに日本外交のバックボーンと称され、特に中国側が(島嶼紛争)のねじの締め具合を把握するの際には一層そうであったといえる。しかし、日本が一体アジア戦略におけるすばらしい助手であるのか、それとも面倒を引き起こす製造者であるのかということに対して、米国はまだよく考えていないようだ。